準備している期間はあんなに長く感じたのに、韓国で過ごす時間は本当にあっという間でした。
気付けばもう最終日。
この日は「ここだけは行きたい」と思っていたユッケのお店とカフェを巡る日です。
予定を詰め込みすぎず、歩きながら気になった景色も楽しむ半日になりました。
行きたかったカフェが見つからない
私にしては珍しく、事前にチェックしていたカフェがありました。
赤糖(ジョクダン)
韓国らしいかわいいカフェというよりシックで落ち着いた大人っぽい空間に惹かれて「ここは行きたい!」と思っていました。
…が、見つからない。
地図を見ながら歩いているのに、見つからない。
「私、地図は読めるほうなんだけどな~?」
方向音痴ではないはずなんです。
日曜日だったので「オフィスビルごと閉まっていて入れないのかな?」とも思いました。
お店自体は営業しているはずなのですが、結局最後まで見つけられませんでした。
韓国旅行で唯一、「ここだけは行きたかったのに」という小さな心残りです。
広蔵市場まで歩いてランチへ
赤糖があるはずだったエリアから広蔵市場まで歩いて行けそうだったので、そのまま散歩することにしました。
小さな川沿いをてくてく歩きます。
渡航前は、漢字表記も多いのかな?と勝手に思っていました。
実際は、看板も案内もハングルばかり。
英語ならなんとなく意味が分かることもありますが、ハングルは私には完全に記号です。
「ここ、本当に海外なんだな。」歩いていて改めて実感しました。
ミシュラン掲載のユッケを食べに行く
市場に着いた頃には、お腹はしっかり空いていました。
ここでも事前にチェックしていたお店があります。
プチョンユッケ本店
韓国に来たらユッケ食べたいでしょ!
しかもミシュラン掲載店と聞いたら、気になります。
お店へ行くと満席で、外にも人が待っています。
入口に整理券の機械があって、日本の飲食店みたいに受付ができました。
待ち時間は約20分。市場を少し歩きながら時間をつぶします。
食べ物ばかり並んでいるので、本当に誘惑だらけ。
「いや、ユッケを食べるんだから我慢。」そう言い聞かせながら待っていました。
日本語が通じてびっくりした
順番になって店内へ。
対応してくれたお姉さんが日本語を話せる方で、注文も案内もとてもスムーズでした。
海外で日本語が通じると、一気に安心します。
注文したのはユッケビビンパ。
一人だったので、シェア前提のユッケ盛り合わせではなく、ご飯と一緒に食べられるこちらにしました。
これが、本当においしかった。
「韓国まで来てよかった。」素直にそう思えるランチでした。
料金は10,000ウォン。
WOWPASSで支払えて、日本円で約1,000円くらい。
かなり満足度が高かったです。
広蔵市場は歩くだけでも楽しい
食後は市場の奥まで歩いてみました。
奥へ進むと、屋台とイートインスペースがずらっと並ぶ通りがあります。
韓国ドラマで見るような雰囲気。
ここで食べ歩きするのも楽しそうでした。
今回はユッケを食べたばかりでお腹いっぱい。
「次に韓国へ来たら、この屋台通りを目的に来るのもいいな。」そんな候補がまた一つ増えました。
問屋街を歩いていたら明洞方面へ着いた
お腹も満たされたので、そのまま明洞方面へ歩いて戻ります。
気付けば、電気や照明のお店が並ぶ問屋街のようなエリアにいました。
御徒町や秋葉原の裏通りみたいな雰囲気。
日曜日だったこともあって人通りはほとんどありません。
静かだけれど、特別怖い感じもしない。
このあたりも東京を歩いている感覚に少し似ていました。
地図を細かく見なくても「南に向かえば明洞かな」と感覚で歩いてみる。
知らない街で方向を探す時間は少し緊張します。
だからこそ、大聖堂が見えてきた瞬間はちょっと安心しました。
明洞大聖堂は街の空気が変わる場所だった
明洞大聖堂へ着くと、ちょうどミサが終わったタイミングでした。
たくさんの人が建物から出てきます。
人が落ち着いたところで、中へ少しだけ入ってみました。
韓国はクリスチャンが多いと聞いたことがあります。
街の賑わいから数分歩いただけなのに、この場所だけ空気が静かでした。
正直、中に入って強く感動したというわけではありません。
明洞の喧騒との対比が印象に残っています。
買い物や屋台だけじゃない明洞を見られた気がしました。
ようやく韓国のカフェ時間
今回こそ、ちゃんとカフェへ。
入ったのはPatgodang。
明洞大聖堂の向かいにある、あんぱん専門店のようなお店でした。
オープンして間もないようで、お店の中も新しくてきれい。
接客してくれたスタッフさんの中には、マネージャーらしきイケメンのお兄さんもいて、私の満足度はそれだけでちょっと上がりました。
オープンしたばかりのお店って慌ただしくなりがちですが、対応はとても丁寧。
こういう接客は旅先でも印象に残ります。
一人でも居心地がよかったカフェ
席についていると、韓国の方から「この席空いていますか?」と声を掛けられました。
落ち着いた雰囲気のご夫婦で、お互い気持ちよく席を譲り合える空気。
教会の近くだからなのか、このあたりのお客さんは全体的に穏やかな印象でした。
店内は席をぎゅうぎゅうに詰め込んでいなくて、天井も高い。
テイクアウトのお客さんは多いのに、不思議と店内はゆっくり過ごせました。
朝から歩き続けた身体には、この休憩がちょうどよかったです。
コーヒーを飲みながら、「あと少しで帰国なんだな」とぼんやり考えていました。
最終日も「行きたい場所だけ」で十分だった
韓国ひとり旅は、最終日まで予定を詰め込みませんでした。
行きたかったカフェを見つけられなかったり、予定通りにいかないこともありました。
その代わり、広蔵市場でおいしいユッケを食べて、街を歩いて、気になったカフェで休憩する。
そんな過ごし方が私にはちょうどよかった気がします。
「あれもこれも」ではなく、「今日はこれができた」で終われる旅。
韓国で過ごす最後の午後は、そんな気持ちで歩いていました。
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