飛行機に乗るとき、機内持ち込みのバッグに何を入れていますか?
旅行前になると「機内で使うかもしれないし、とりあえず持っていこう」と、あれこれ詰め込みたくなります。
でも、機内持ち込みできる荷物には限りがあります。
せっかく持っていったのに一度も使わなかったものがあれば、逆に「これを持ってきとけばよかったな」と後悔することもあります。
私自身、これまで飛行機に乗る中で、持ち物についてはいろいろ試してきました。
特に長時間の国際線では、機内で過ごす時間が長いので、「少しでも快適に過ごしたい」という気持ちが強くなります。
そこで今回は、実際の旅行で機内に持ち込み、使ってみて「これは持ってきてよかった」と感じたものを紹介します。
単に「飛行機に持ち込める便利グッズ」を並べるのではなく、実際に使ってみて、次の旅行でも持っていきたいと思ったものを中心にまとめました。
機内持ち込みの荷物は「使うもの」を優先したい
私が機内持ち込みの荷物を選ぶときに意識しているのは、「持ち込めるもの」ではなく「機内で使うもの」を入れることです。
便利そうなものを全部持っていけば、当然荷物は増えます。
しかも、機内で必要なものを取り出そうとしてバッグの中をゴソゴソするのも面倒。
だから、機内で過ごす時間を想像しながら、
・機内で実際に使うもの
・長時間フライトの負担を減らしてくれるもの
・預け荷物に入れず、手元に置いておきたいもの
を選ぶようにしています。
今回紹介するものの中には、最初から「絶対必要」と思っていたものもあれば、使ってみて便利さに気づいたものもあります。
飛行機の機内に持ち込んでよかったもの
水筒は乾燥した機内での水分補給に便利
機内に持ち込んでよかったもののひとつが、水筒です。
私は空の状態の水筒を持って保安検査場を通過し、搭乗までの間に水を入れています。
国内線なら飲み物を持って通過できる保安検査場も、液体持込のルールが厳しい国際線では十分な量の飲み物を持って通過できません。
ペットボトルの飲み物を買って、そのまま機内へ持っていく必要がないのが便利です。
機内に入ってからも水やお湯をもらうことはできます(お願いするタイミングが大事です)。
なので「機内に飲み物を持ち込まないと水分補給できない」という話ではありません。
それでも水筒を持っていってよかったと思うのは、自分の手元に飲み物を置いておけることです。
飛行機の中は乾燥しています。
長時間のフライトになると、喉が乾いたり、口の中が乾燥したりすることもある。
機内サービスで飲み物をもらえるとはいえ、喉が渇くたびにお願いするのも少し面倒です。
その点、水筒が手元にあれば、自分のタイミングでこまめに水分補給できます。
私にとって水筒は、「飲み物を機内に持ち込むためのもの」というより、乾燥した機内で水分を取りやすくするためのもの。
長時間フライトでは、こういう小さな快適さが意外と大事だと思っています。
AirTagはロストバゲージ対策として新調
今回、ロストバゲージ対策として新調したのがAirTagです。
もちろん、AirTagがあればロストバゲージそのものを防げるわけではありません。
実際、今回の旅行では何事もなく、荷物は予定どおり受け取ることができました。
それでも、「いま荷物がどこにあるのか」を確認できる安心感はありました。
しかも、使ってみて個人的に面白かったのが、空港の中での荷物の動きです。
人が歩いているルートと、預けた荷物が通っていくルートって違うんですよね。
普段は自分が歩く側なので、荷物が空港の中をどう移動しているのかなんて考えたこともありませんでした。
AirTagを見ていると「荷物、そっちに行くんだ!」と、ちょっとした空港探検をしているようで面白かったです。
そして、何事もなく荷物を受け取れたからこそ余裕を持って考えられたのですが、
「これ、本当にロストしていたらどうしてたんだろう?」とも思いました。
もし荷物が見つからない状況になったとき、荷物がどこにあるのか分かっていれば、空港スタッフに状況を伝える際の手掛かりにはなります。
「荷物がない」だけではなく「現在ここにある」と分かっている方が、探す側にとっても情報が増えます。
ロストバゲージは予防対策をとることはできても、解決してくれる魔法のアイテムではありません。
それでも、預け荷物の現在地を確認できる安心感は、海外旅行では持っておいてよかったと思えるものでした。
AirFlyは長時間フライトの「有線イヤホン問題」を解決してくれた
Instagramを見ていて気になっていたAirFly。
ずっと気になっていたのですが、ついに思い切って購入しました。
というのも、私は機内で借りられるヘッドフォンがどうしても好きになれないんです。
普段は、耳栓代わりにも使っているカナル型のBluetoothイヤホンを使っています。
ところが、機内のエンターテインメントを利用しようとすると、Bluetoothイヤホンをそのまま使うことができず、有線になってしまう。
最低限、それでもいい。
そう思っていたのですが、長距離路線はなにせ長い。
何時間も飛行機に乗るなら、ここは快適にしたいと思い、AirFlyを試してみました。
結果、使用感はとてもよかったです。
特に便利だと感じたのが、食事をしながら映画を観ているときと、音楽を聴きながらちょっと席を立つとき。
有線イヤホンだとコードが気になりますが、Bluetoothイヤホンならその煩わしさがありません。
映画を観る。食事をする。ちょっと席を立つ。
そんな機内での何気ない動作が、少し楽になります。
長時間フライトでは、こういう小さなストレスが積み重なるんですよね。
私にとっては、長距離フライトで機内エンターテインメントを楽しむときの快適さがかなり上がったので、持っていってよかったものです。
ネックピローは長距離エコノミー席にはやっぱり必要だった
長距離フライトで「これは持っていきたい」と思っているのが、ネックピローです。
国際線のエコノミー席には、ヘッドレストが上下に動いたり、両端を折り曲げられたりするタイプもあります。
それでも、やっぱり首の据わりはネックピローのほうがいい。
最近は、アイマスクを兼ねたフード付きのものなど、本当にいろいろなタイプがありますよね。
私は空気を入れて使うタイプではなく、ビーズクッションのものを持参しました。
空気を入れるタイプは、個人的に衛生面や固さが気になるからです。
ビーズタイプは多少かさばります。
それでも、丸めてポーチに入れてしまえば持っていけます。
私が使っているのはプチプラのブランドのもの。
カバーを洗えるうえに、価格も手頃なので気に入っています。
今はきれいに洗って、次の旅行までしまってあります。
長距離のエコノミー席で少しでも眠りたいなら、私は多少かさばってもネックピローを持っていきたいです。
動画配信アプリを事前ダウンロードしておいて助かった
これは、出発前には「なくてもいいかな」と思っていたものです。
機内で映画を観られるなら、わざわざスマートフォンに映画を入れておかなくてもいいかな、と。
それでも念のため、動画配信アプリの作品を事前にダウンロードしておきました。
これが、結果的にかなり役立ちました。
往路は昼便だったので、「昼間だし、ずっと起きていればいいや」と思っていたんです。
昼の便なら機内の照明も明るいままだろう、と。
ところが、想定外に消灯されました。
機内の画面を一番暗い設定にしても、私には眩しく感じる。
その点、スマートフォンなら自分で画面の明るさをかなり落とせます。
しかも私は覗き見防止シートを貼っているので、見る角度によってさらに暗く見える。
目への負担が少ない状態で観られたのがよかったです。
さらに、往路で気になるものをなんとなくひと通り観てしまったこともあり、復路では機内サービスだけだと、正直ちょっと手持ち無沙汰になりました。
そんなときにも、事前にダウンロードしておいた作品が役立ちました。
特に印象に残っているのが、出発から9時間ほど経ったところで目が覚めたとき。
「あと5時間か〜」となる、ちょっと気持ちが萎えるタイミングです。
そんなときに、スマートフォンに観られるものが入っている。
これだけで、残りの時間を過ごす選択肢が増えました。
機内エンターテインメントがあるから必要ないと思っても、長時間フライトでは何が起こるか分かりません。
しかも、作品を事前にダウンロードしておくだけなら、荷物が増えるわけでもない。
「使わなかったらそれでいい。でも、暇になったときに使える」
というくらいの気持ちで、次回も準備しておこうと思っています。
アイマスクは「暗くなれば眠れる」だけでは足りなかった
アイマスクも、持っていってよかったものです。
私は、暗くされれば眠くなります。
なので、機内が消灯されれば自然に眠れると思っていました。
ところが、実際に寝ようとしてみると、別の問題がありました。
他の座席から漏れてくる光が眩しい。
自分の席は暗くなっていても、周囲では読書灯がついていたり、座席のモニターが光っていたりします。
思っていた以上に、周りの光って気になるんですね。
そこで使ったのがアイマスク。
今回持っていったのは、後頭部でマジックテープを留めるタイプです。
目元をしっかり暗くできる一方で、顔に跡を残しにくいタイプを選びました。
アイマスクをまともに使ったのは、もしかしたら今回が初めてだったかもしれません。
でも、使ってみると納得。
「機内が消灯されるから眠れる」ではなく、**自分の周りから入ってくる光を遮ることも大事なんだ**と分かりました。
エコノミー席だろうが、ビジネス席だろうが、できるだけ機内では快適に過ごしたい。
せっかくの旅行なのに、移動時間で疲れてしまったらもったいないですから。
機内に持ち込んでよかったものは「小さな不便」を減らしてくれた
今回紹介したものを振り返ってみると、全部が「絶対に必要なもの」ではありません。
・水筒は、乾燥した機内でこまめに水分補給するため
・AirTagは、預けた荷物の現在地を確認するため
・AirFlyは、長時間フライトでイヤホンを快適に使うため
・ネックピローは、首を支えて少しでも眠りやすくするため
・動画配信アプリの事前ダウンロードは、機内エンターテインメントだけでは手持ち無沙汰になったときのため
・アイマスクは、周囲から漏れてくる光を遮るため
どれも、旅行そのものを劇的に変えるものではありません。でも、機内で感じる「ちょっと困る」「ちょっと不快」を減らしてくれました。私はこういうものが、長時間フライトでは意外と大事だと思っています。
機内持ち込みは「便利そう」だけで荷物を増やさない
旅行前は、便利そうなものを見ると「これも持っていこうかな」と思います。
でも、機内持ち込みバッグには限りがあります。
あれもこれも入れてしまうと、今度は必要なものを取り出すのが大変になる。
だから、私はこれからも「これは機内で本当に使う?」と考えてから荷物に入れたいと思います。
今回の旅行で実際に使ってみて、次回も持っていきたいと思ったのは、
水筒、AirTag、AirFly、ネックピロー、動画配信アプリの事前ダウンロード、アイマスク
でした。
ただし、全部を誰にでもおすすめしたいわけではありません。
短時間の国内線なら、長距離フライトほどネックピローやアイマスクの必要性は感じない人もいるでしょう。
一方で、ヨーロッパ方面のような長時間フライトなら、機内で過ごす時間が長い分、少しでも快適にするための準備をしておく価値はあると思います。
結局、機内持ち込みの荷物に「これを入れなければいけない」という正解はないんですよね。
自分が機内で何に困りやすいのか。
何があれば快適に過ごせるのか。
それを考えて、自分に必要なものを選べばいい。
移動時間で余計な疲れを溜めず、旅行そのものを楽しむためのものを機内に持ち込む。
これからも、そんな基準で機内持ち込みバッグの中身を決めていきたいと思います。
※本記事は筆者個人の経験に基づく内容です。フライト時間や航空会社のサービス内容によって、必要なグッズは異なります。ご自身の旅程に合わせてご検討ください。
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