海外旅行では、移動時間も旅の一部です。
でも、10時間を超えるような長時間フライトになると、「機内で何をして過ごそう?」と意外と悩みました。
映画を観続ければ大丈夫だと思っていたのに飽きる時間もあるし、寝ようと思っても眠れないこともある。
実際に長時間フライトに乗ったときに、「これは用意しておいてよかった」「こう過ごせば気持ちがラクだった」と感じたことをまとめました。
長時間フライトを控えている人が、「こんな感じなんだ」とイメージできる記事になればうれしいです。
長時間フライトは思い通りに過ごせないこともある
現地時間に合わせて過ごすつもりだった
時差ボケ対策では「機内では現地時間に合わせて行動する」とよく言われますよね。
私もそれを実践しようと思っていました。
以前、バルセロナに行ったときは午前出発・夜到着の便だったので、
機内ではできるだけ起きて過ごして、ホテルに着いたら一気に寝る。
そんな作戦です。
ところが、実際に乗ってみると想像と全然違いました。
食事が終わってしばらくすると、昼便なのに客室はしっかり消灯。
窓も閉められて、機内全体が「おやすみモード」になります。
「お昼なのに寝る時間なんだ?!」とびっくりしました。
周りが暗くなると、不思議と眠くなるものなんですよね。
結局、思い描いていた通りには過ごせませんでした。
だから次からは、「現地時間に合わせなきゃ」と頑張るよりも、眠れたらラッキーくらいの気持ちでいるほうがラクだなと思っています。
機内でやろうと思っていたことが向いていなかった
写真整理は消灯後にはつらかった
機内なら時間がたっぷりあるし、普段後回しにしている写真整理をやろうと思っていました。
撮った写真を見返して、明るさを調整したり、不要な写真を整理したり。
ところが、途中で断念しました。
理由は、消灯後はとにかく画面が眩しかったから。
客室が暗くなると、自分のスマートフォンだけが明るく光っているように感じます。
画面を暗くすれば眩しさは減りますが、写真の色味や明るさが見えにくくなってしまう。
これでは作業になりませんでした。
もちろん、周りを見ると映画を普通に観ている人もたくさんいました。
そこまで周囲を気にする必要はないのかもしれません。
でも私には、細かい作業をするには環境が合いませんでした。
写真整理のような作業は、照明がついている時間ならできても、消灯後には向いていないと感じました。
一番助かったのは事前にダウンロードしておいた映画
今回、一番出番が多かったのは、出発前にダウンロードしておいた動画配信サービスの映画でした。
最初は「機内エンターテインメントがあるから必要ないかな」と思っていたのですが、実際には、ダウンロードしておいて本当によかったです。
機内モニターは、一番暗い設定にしても私にはまだ眩しく感じました。
その点、自分のスマートフォンなら画面の明るさをかなり暗くできます。
私は覗き見防止シートを貼っているので、見る角度によってさらに暗く見えて、目への負担も少なく感じました。
しかも、Wi-Fiがなくてもオフラインで再生できます。
長時間フライトでは、この「オフラインで見られる」という安心感が大きかったです。
「あと5時間か…」と思った時間を助けてくれた
印象に残っているのは、出発から9時間くらい経って目が覚めたときです。
時計を見て、
「あと5時間か…」
と、一気に気持ちが萎えました。
すでに9時間も乗ってるのに、あとまだ5時間もある!
機内エンタメの映画もある程度観てしまっているし、まだ到着までは長い。
寝れたら一番ラクですが、寝たい・寝なければと思うほど気持ちよく寝れないことも多く。
そんなタイミングで、ダウンロードしていた映画が残っていました。
「あってよかった」と一番思った瞬間です。
機内エンターテインメントだけに頼らず、自分が観たい作品を用意しておくと、気分転換の選択肢が増えると感じました。
電子書籍は読まなくても持っていてよかった
今回は結局、一度も電子書籍を開きませんでした。
それでも、読みたい本を何冊かダウンロードして持って行っていました。
長時間フライトって、その場になるまで自分が何をしたくなるのか分からないんですよね。
映画を観たい気分の日もあれば、本を読みたい気分になるかもしれない。
私にとって電子書籍は「読むため」というよりも選択肢を増やすための材料です。
実際には使わなかったけれど、「いつでも読める」と思えるだけで心にゆとりを持てた持ち物でした。
次の旅行を考えている時間も意外と楽しかった
私は機内Wi-Fiには課金しない派です。
だから機内ではインターネット検索もしません。
その代わりにやっていたのが、次の旅行の妄想です。
「あの国にも行ってみたい。」
「このルートならマイルで行けそう。」
「今度はここを組み合わせてみようかな。」
そんなことを頭の中で考えているだけで、意外と時間が過ぎていきます。
旅行中なのに、もう次の旅行を考えている。
旅が好きな人なら、この時間もけっこう楽しいんじゃないかなと思います。
長時間フライトを快適にするために感じたこと
今回のフライトで思ったのは、「これをやる」と決めすぎないほうがラクだということです。
寝ようと思っても眠れないこともある。
映画に飽きることもある。
本を読む気分にならないこともある。
だから私は、
・映画を観る
・本を読む
・音楽を聴く
・次の旅行を考える
・眠くなったら寝る
というように、いくつか選択肢を用意しておくのが一番快適でした。
その時の気分で選べるだけで「暇になったらどうしよう」というストレスがかなり減ります。
長時間フライトに正解の過ごし方はありません。
でも、選択肢を用意して搭乗することは一番役立った準備でした。
「これしかない」ではなく、「これもできる、あれもできる」と思えるだけで、長時間の移動時間も少し気持ちがラクになります。
そして今では、長時間フライトも「目的地へ行くための時間」ではなく、旅の始まりとして楽しめる時間になりました。
※本記事は筆者個人の経験に基づく内容です。機内の消灯・照明ルールやWi-Fiサービスの有無は航空会社・便によって異なります。
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