以前の私は、旅行の予定を半年以上前から決めるタイプではありませんでした。
「このくらいの時期に、ここへ行けたらいいな」くらいの、ふんわりした計画。
ところが、マイルで航空券を取って海外旅行をするようになってから、旅行の準備を始める時期が一気に早くなりました。
今では、行きたい旅行が決まったら、半年どころか1年以上前から動くこともあります。
なぜ、そこまで早く準備するようになったのか。
マイル旅行や海外旅行の予約をしてみて、私が感じたことをまとめます。
マイル旅行は「1年半前」から考えるくらいでちょうどいい
大きな理由のひとつが、マイルで航空券を発券するようになったことです。
現金で航空券を購入したりツアーに申込をするのであれば、旅行の数ヶ月前に探しても選択肢はそれなりにあります。
でも、マイルで特典航空券を取ろうと思うと話が変わります。
「この日、この便に乗りたい」と思っても、その便に特典航空券の空席があるとは限りません。
希望する日程・便・座席を取りたいなら、発売開始時期を意識して動きたい。
むしろ、航空券の発売開始と同時に発券したい。
そう考えると、「来年どこかに行きたい」ではなく、「来年のこの時期に、ここへ行く」と決めて準備する必要が出てきます。
さらに、そのためにはマイルを貯める期間も必要。
結果として、海外旅行は2〜3年くらい先を見ながら計画するくらいが、私にはちょうどよくなりました。
「航空券が取れたら終わり」ではない
航空券を確保したら、旅行の予約は終わり。
ではありません。むしろ、私の場合はそこからが本番です。
海外旅行では、行きたい観光スポットによっては入場時間まで指定して予約する必要があります。
例えば、サグラダファミリア。
「いつか行きたい」ではなく、「この日に、この時間帯に行きたい」となると、チケットの発売状況を確認しておく必要があります。
実際、曜日や時期によっては1ヶ月前でもギリギリです。
マチュピチュはさらに争奪戦です。
ルートや入場時間によっては、3〜4ヶ月前には売り切れているチケットがありました。
私の場合は最終的には希望に近いチケットを確保できましたが、「行きたい日になったら買えばいい」という考えでは、選択肢がかなり減っていたと思います。
旅行先の人気観光スポットほど、航空券を取る、観光チケットを取る、ホテルなどを決める、という順番で、早めに骨組みを作っていくようになりました。
「これがいい」と「これでいい」は全然違う
早く予約するようになった理由は、単純に「売り切れるのが怖いから」だけではありません。
「これがいい」と「(これしか残ってないから)これでいい」は、全然違うと思っています。
・朝の時間帯に行きたい
・このルートを歩きたい
・この便に乗りたい
・このホテルに泊まりたい
という希望があるなら、選択肢がたくさん残っているうちに動いたほうがいい。
早く準備を始めたからといって、必ずしも希望通りになるわけではありません。
それでも、選択肢がある状態で自分で選ぶことはできます。
直前になって「本当は朝がよかったけど、午後しか空いてない」となるより、「朝のこの時間が取れた!」の方が、私はうれしい。
もともとの性格も相まって、予約開始を待ち構えるくらいの方が、自分の旅行には合っていると感じています。
(こういうのを完璧主義といいます。笑)
直前の特典航空券開放を狙う方法もあるけれど
搭乗日の直前に特典航空券の枠が出てくることがあります。
柔軟に予定を組める人なら「今は空いていないけど、直前まで待ってみよう」とできる人もいると思いますが、私にはあまり向いていません。
直前になってみないと、
・特典航空券が開放されるのかどうか
・開放されたとしても何席出るのか
・どの便なのか
・希望する日程に出てくるのか
が分からないからです。
旅行の日程を自由自在に動かせるならいいですが、
仕事の休暇やホテル、観光チケットなど、すでに決まっているものが増えてくると、航空券だけを直前まで待つのは難しくなります。
「直前に空席が出たら行く」より、「行く日を決めて、そのために早く動く」。
今の私は、こちらの方が安心できます。
私はまず「旅行の骨組み」を作る
最近の旅行計画では、最初から全部を完璧に決めようとはしません。
まずは骨組みを作ります。
1. 航空券を確保する
まず、旅行の「足」。
マイルで発券する場合は、ここが最初の大きなポイントです。
2. 一番行きたい場所を予約する
次に、その旅行の目的になっている観光スポット。
「絶対にここへ行きたい」というものから先に押さえます。
3. ホテルを決める
ホテルは、絶対にここに泊まりたいというこだわりがなければ、その後。
航空券と観光チケットさえ確保できれば、旅の大枠はかなり見えてきます。
あとはホテルや移動手段を組み合わせながら、全体を整えていけばいい。
この順番にしてから、旅行計画で迷走することがかなり減りました。
早く決めると「自由がなくなる」のではなく、「選べる自由」が増える
何か月も先の旅行について、
「この日のこの時間に、ここへ行く」と決めることに、抵抗はありました。
その間に何か予定が変わるかもしれない。体調だって分からない。
仕事だって何が起こるか分からない。
それでも、私は最近こう考えるようになりました。
どうせ自分はそこへ行きたいのだから、行くと決めてしまえばいい。
キャンセルや変更ができない予約を無条件に早く取ることをおすすめしているわけではありません。
予約条件やキャンセル規定を確認したうえで、取れるものから確保する。
そして、後から調整できる部分は残しておく。
そうすれば、
早く動くことは「予定をガチガチに固めること」ではなく、自分の希望を叶えるために選択肢を確保することになります。
旅行は「選択肢が多いうち」に動く
選択肢が多すぎると、今度は迷います。
「このホテルもいい」「この時間もいい」「こっちのルートも楽しそう」と、なかなか決められない。
でも、選択肢が少なくなってから、「本当はこっちがよかった」と後悔するのも嫌。
私はまだ「残っているもので楽しめばいいじゃん!」と完全に割り切れる境地には至っていません。
そこに行きたいなら、見たいなら、自分から早く動く。
今はそれが一番シンプルにいいと思っています。
以前の私なら、半年以上先の旅行を予約するなんて「早すぎない?」と思っていました。
でも、マイルで航空券を取り、人気観光スポットの時間指定チケットまで自分で確保するようになって、考え方が変わりました。
早く予約することの目的は、
「予定を早く決めて安心すること」ではなく「自分が本当に欲しい旅を選べる状態にしておくこと」。
これが、私が旅行の予約を半年以上前から始めるようになった、一番大きな理由です。
あわせてこちらもどうぞ




